新中期 SG-2023
新中期経営計画策定(2021年度 ~ 2023年度)について
当社グループは、2021年度(2022年 3月期)から2023年度(2024年3月期)までを対象期間とした新中期経営計画『SG-2023』(Sustainable Growth 2023 サステナブル グロウス2023)を策定、当社グループが2023年度(2024年3月期)までの持続的な成長のための諸施策と最終目標数値を決定いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

新中期経営計画『SG-2023』について
基本コンセプト
「水産食品卸としてのプラットフォームを充実させ、持続的な成長を目指す」

近年の水産資源に関わる原料供給の変化、食にまつわるライフスタイルの変化に加え、新型コロナウイルスの蔓延が消費者購買スタイルに構造的な変革を促しております。この状況下、当社グループは水産食品卸として、持続的な成長を続けるためのプラットフォームを充実させる施策を実行してまいります。また、荷主様・メーカー様、仲卸様をはじめとする買受人様との協業を基に、商流の深化と拡大を目標といたします。
重点課題と行動計画
a)機能面について
1.
物流の根幹を成す2棟の冷蔵庫を統合し、有機的・効率的な運営を行い、首都圏物流の充実を図る。
2.
グループ会社での加工機能の強化を図り、製品販売及び流通網の拡大を目指す。
3.
保有するMSC、MELver.2など、持続可能な漁業・水産物の各種認証を活かした商流を拡大する。
4.
安全・安心基準の更なるレベルアップを推進する。
5.
機能強化のために新規投資を推進する。
6.
人事制度の刷新を含めた、働き方の多様性を尊重した労働環境の改善を目指す。
b)商品戦略について
1.
生鮮
豊洲市場の大きな特色である鮮魚類・鮮マグロ類については、産地・品質に徹底したこだわりを持ち続け、出荷者様と買受人様の満足度の最大化を図る。
2.
養殖
供給面と品質の安定性を持つ養殖魚の取扱いを拡大するため、養殖魚取扱いの専門組織を新設する。
3.
塩冷・加工品
荷主様・メーカー様との販売企画及び商品開発を拡大し、有機的な製販協業体制の構築を目指す。
3年後の目標数値(連結ベース)
(単位 : 百万円)
SG-2023
2021/3期
実績
2022/3期
予想
2024/3期
目標
売上高 66,621 58,000 62,000程度
営業利益 132 300 400程度
経常利益 189 300 400程度
親会社株主に帰属する当期純利益 518 250 350程度
自己資本比率 36.6% 37.0% 40%程度
連結配当性向 15.1% 20~30%を目処に、継続的かつ安定的に実施
2022/3期より「収益認識基準に関する会計基準」(企業会計基準第 29号)を適用するため、 上記表内の2022/3期予想数値及び2024/3期目標数値は当該会計基準等を適用した金額となっております。
2021/3期の会計基準(旧来ベース)算出の予想及び目標数値は、下記のとおりとなります。
(単位 : 百万円)
2021/3期
実績
2022/3期
予想
2024/3期
目標
売上高 66,621 72,000 76,000程度
(注)
上記の予想及び目標値は、現時点における入手可能な情報に基づいて算出しておりますが、実際の業績は今後の事業環境の変化等の様々な要因により大きく異なる可能性があります。
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