先輩社員の声
特種・活魚部 特種二課 天下谷 宏樹
Q1 仕事内容について
天下谷さんインタビュー
私は特種・活魚部に所属しています。特種・活魚という言葉は市場用語でなかなか聞きなれないかもしれませんが、寿司種になるような高級商材、貝類や海藻類など幅広い分野を扱っている部門で、相対とセリで販売しています。セリ場以外では事務所での伝票作業などがありますが、その他にも産地の方やお客様の対応、翌日に向けての情報収集が欠かせません。

入社してすぐは、セリをする先輩の横で記帳を担当していましたが、今ではセリも担当するようになりました。日々緊張感はありますが、自分が競ったものを良い価格で買っていただけた時は本当に嬉しいですね。

景気を知る為にいろいろなお店に立ち寄ったり、自分の担当商材を出している量販店さん等を視察するのは市場価格の相場だったり、新規開拓について考察する機会にもなるので楽しいですよ。
Q2 大変だなと思うのはどんな場面ですか?その中でもやりがいを感じる時を教えてください。
まだ販売先が決まっていない新しい商材を担当した時が一番大変でした。新規の荷物を扱うには、まず売先を自分で見つけることからスタートです。自分で畑を耕していかなくてはいけないので、毎日お客さんである仲卸さんの店舗を回って、人脈作りをしながら、徐々に買っていただけるようになりました。

セリ販売の相場形成の仕組みを理解することは苦労した点の一つです。ようやく上司に相談しながらも感覚を少しずつ掴めるようになってきました。上げ相場の時に、多く集荷・販売できた時は、生産者である荷主さんにも良い報告ができますし、お取引様にも喜ばれ頑張ってよかったと思える達成感はこの仕事ならではですね。
Q3 職場はどのような雰囲気ですか?
「失敗してもいいから、自分で考え、まずはやれるだけやってみろ」と先輩たちが見守ってくれる大きな器―それが東市らしさかもしれないですね。それでいて、どうにも解決できない時は先輩が仕事の進め方や技、コツなど的確なアドバイスをくれます。トップダウン式の一方通行的な指導ではなく、自分の頭で考えてから行動するので着実に仕事の実力が身に付く気がします。

また、定期的に上司や役員からも自身の現場経験を基にした実践的なアドバイスを頂戴し、大きな視点から営業を考える貴重な機会を得ています。あと、先輩、同僚とも所属部署を超えた人間的な交流が深いというのも東市の良さだと思います。
1年目の仕事
入社をし、新人研修をすると、いよいよ配属となります。

まずはお取引先の皆さんに積極的に挨拶をして「顔を覚えてもらう」ことから始まります。また、先輩の商品販売の補助もスタートし、事務所でパソコンにその日のデータを入力したりと、先輩の仕事をよく見てより多くの知識を身に付けながら、少しずつ仕事を覚えていきます。

『入社1年目の新人なんて誰も相手にしてくれないのでは…』と不安に思う方もいらっしゃると思いますが、そのようなことは決してありません。入社1年目にわからないことや困ったことがあるのは当然のこと、あせらず、先輩方に相談をしながら仕事をこなしていきましょう。
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